Nemu_channel's blog

Study of music composition

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バッハの作品と学ぶ対位法書籍

kent kennan著作counterpointの原書を持っていたのですが、

最近、対訳本が出ましたので購入しました。

やはり日本語訳がついていると分かり易い☺️

辞書片手に訳しながら読むのとでは、圧倒的に理解が進みます。

 

他の対位法書籍と異なる点として、

この本の特徴はバッハの実例をもとに解説が進められている点です。

これが非常に実践的で分かりやすい。

 

ただ一方で課題と範例がほぼないのがデメリットでしょうか。

(もともと原書ワークブックが別であったみたいですが、現在入手が困難とのこと)

つまりアウトプットを主体的に行って、それの出来の良し悪しを自身で判断する必要があります。

 

やはり基本はしっかりギャロン&ビッチュ、山口書籍でおさえつつ、

こちらを併用して実例を学ぶのが良いと思います😁

 

 

 

ピストン書籍について

当スクールである程度、和声法、対位法が進んだ段階で参照するテキストがございます。
それがアメリカ合衆国作曲家音楽教師ウォルター・ピストン(Walter Piston 、1894年1月20日 - 1976年11月12日)が書いた書籍です。






ピストン 対位法 分析と学習
ウォルター・ピストン
2009-02-07







ピストン/デヴォート 和声法 分析と実習 [ ウォールター・ピストン ]
ピストン/デヴォート 和声法 分析と実習 [ ウォールター・ピストン ]


ピストン 対位法 分析と実習 [ ピストン ウォルター ]
ピストン 対位法 分析と実習 [ ピストン ウォルター ]

芸大和声のみ取り組んでいると、視野が狭くなりがちですので、ピストンの書籍も参照していきます

対位法1


クラシックコース、ジャズ理論コース問わず、
対位法を学びます。

線的な作曲法に極めて有効で役に立つほか、編曲やアレンジを行う上でのアイデアとしても活かせると思います。


当スクールでオススメの書籍です。
対位法
マルセル・ビッチュ
1965-04-30


対位法第2版 [ ノエル・ギャロン ]
対位法第2版 [ ノエル・ギャロン ]
またこちらも併用していきます


パリ音楽院の方式による 厳格対位法 第2版 [ 山口 博史 ]
パリ音楽院の方式による 厳格対位法 第2版 [ 山口 博史 ]


名曲で学ぶ対位法 書法から作編曲まで [ 柳田孝義 ]
名曲で学ぶ対位法 書法から作編曲まで [ 柳田孝義 ]


楽式論または形式について

作曲コースにて、ある程度自由に書ける方は問題ないと思いますが、古典の形式や楽式を知っているとアナライズや楽曲に対しての構造理解に繋がります。
そしてそのことは自身で作曲をするとき、発展を思考する上で、少し役に立つこともございます。
当スクールでは作曲1としてオリジナルテキストの他、こちらをメインに参照します。



楽式論新版 [ 石桁真礼生 ]
楽式論新版 [ 石桁真礼生 ]
またこちらも実例が多くとても良い書籍です




和声法1


クラシックコースでは、楽典、ソルフェージュがある程度まで行った段階で、和声法に入ります。

使用テキストはお馴染みの世界に誇れる、
和声
理論と実習
です。

和声 理論と実習 1 [ 池内 友次郎 ]
和声 理論と実習 1 [ 池内 友次郎 ]



当スクールでは独習者さま向けの和声音声講座もご用意する予定です。よろしければご検討頂ければ幸いです